| 東京都青果物商業協同組合の歴史は、この中央卸売市場の歴史と密接不可分の関係にあります。中央卸売市場の売買参加権を得た青果小売店のみが組合員となり、そこでの代払い方式が、市場の円滑な流通に大きく貢献してきたことは明らかであります。
今日、青果小売店を囲む環境には、誠に厳しいものがあります。食生活の変化、量販店の進出、産直などの市場外流通の進展で、独立自営の青果専門店は年を追うごとに減少の一途を辿り、組合員の数も減少を余儀なくされております。
このような中にあって、国は食育基本法において、国民の食生活のあり方を見直し、特に野菜、果物の摂取量の増大を推し進めております。
東京都青果物商業協同組合では、このような時代の要請を先取りして、本部青年会を中心とした八百屋塾を7年前から開設し、会員組合員による研修を続けております。また各市場ごとに、毎年、卸売市場内で市場祭を開催し、卸売市場というハード面をも活用するなどして、青果物の消費拡大に積極的に取り組んでおります。
先に卸売市場法が改正され、新たなルールのもとに市場流通がスタートしましたが、卸売市場の円滑な運営こそが青果専門小売店の活性化につながり、消費者の食の安全安心に結実していくものと確信し、今後とも適正な市場運用に向けて、売買参加者として結束し、その役割を果たしてまいる所存であります。
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