■2015年4月12日
第1回 開講式/トマト・中晩柑
 八百屋塾2015、第1回目のテーマは、「トマト」「中晩柑」でした。
トマトの展示
中晩柑の展示
 
■2015年4月12日 第1回 開講式 〜 実行委員長 西沢 好晴

 おはようございます。本日から、今年度の八百屋塾が始まります。実行委員長を務めることになりました、西沢です。よろしくお願いいたします。

 八百屋塾は、東京都青果物商業協同組合という八百屋さんの組合が、後継者の育成のために始めたものです。八百屋さんは野菜と果物を売るのですから、専門店として知識を持たなければいけません。そこで、勉強をしよう、ということになりました。

実行委員長 西沢 好晴

 今は八百屋さん以外の方も大勢参加してくれています。それだけ、野菜と果物が重要なものだということが根づいてきたのだと思います。

 今日は「トマト」がテーマですが、今年は1年間かけて、トマトの食べくらべを行います。あとは、毎月、季節の野菜・果物の勉強をしていきます。

 みなさん、ここで知識を高めて、それぞれの目標に向けて、役立ててください。八百屋塾では、失敗を恐れないでください。失敗から学ぶことは多いはずなので、成長につなげていただきたい、と思います。

 
■2015年4月12日 第1回 開講式 〜 理事長 野本 要二

 本日は、平成27年度八百屋塾の開講式に、多くのみなさまにお集まりいただき、感謝申し上げます。

 八百屋塾は今年で16年目になります。これまでの15年間同様、今年も毎月1回、休まずに開講します。しっかり勉強して、心から信頼される八百屋さんになってください。それが売り上げにもつながるはずです。

 スタッフのみなさん、今年も1年間、よろしくお願いいたします。

理事長 野本 要二

 今年度から、八百屋塾は、農林水産省の後援をいただけることになりました。当組合から発信するホームページやポスターなどでPRしていきます。

  ここで、八百屋塾開講の趣旨をお伝えします。この精神に則り、目的を持って、がんばっていただきたい、と思います。

[八百屋塾開催趣旨]

 近年、青果小売店を囲む環境は、食生活の変化や量販店の進出など、社会構造の著しい変化によりまことに厳しいものがあり、独立自営の青果物専門店は、年を追うごとに減少の一途を辿っている。

 一方、国は野菜・果物の摂取量の増大を進めているが、昭和から平成の時代にかけて消費量は減少傾向にある。このような社会情勢から、当組合では、青果小売店の根本理念である、新鮮でおいしい野菜を地域住民に提供し、その地域の健康を保つという考えに基づき、国民の食生活の向上と青果小売業の活性化を図ることが重要な課題かつ使命であると捉え、生産者、青果物流通業者および消費者等が一体となり青果物の商品知識を深め、目利き等の技術を研鑽する「八百屋塾」を開催する。

 以上を踏まえて、毎月、青果物の中から勉強品目を定め、座学、食味、目利き、料理研究および青果物の産地情報等の共有化を通して、産地や生産時期による青果物の品質特性を学び、生産・流通・消費の各々の立場から青果物を購入する消費者に、広く多種多様な青果物の商品知識や調理方法等を伝え、消費拡大(販売促進)および青果小売業の振興に寄与することを目的とする。

 あわせて、「農林水産物の生産振興」「食文化の継承」「食育」の推進を図る。

 

2015年度 第2回八百屋塾
2015年5月17
日(日) 9:00〜12:00


講演:「いんげん豆」について
講師:雪印種苗


テーマ野菜:いんげん豆


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【八百屋塾2015 第1回】 挨拶|講演「なぜ、野菜の勉強が必要か」|塾生紹介|勉強品目「トマト」「中晩柑」|食べくらべ