■2009年5月17日 第2回 〜 実行委員長挨拶 安蒜俊男

 みなさん、おはようございます。本日は、平成21年度「八百屋塾」の第2回目にお集まりいただき、ありがとうございます。

 3日くらい前に、「丸の内朝大学」の記事が新聞に載っていまして、気になったので、今日切り抜きを持ってきました。

 「丸の内朝大学」とは、平日の朝7時半から、一般の方たちが、会社に行く前に勉強をするという講座です。

実行委員長 安蒜俊男


 約30名の募集をかけたところ、2週間で目一杯になり、追加募集もできない状態で始まったそうです。若手農家の方や、豚の飼育をしている方のプレゼンテーションなど、いろいろなことをみなさんが学んでいます。

 その背景には、今の農業に対する一般の方々の興味の深さみたいなものがすごくあると思うんです。世の中の流れとして、「自分たちが食べているものがよくわからない」という方が多くて、それにみなさんが非常に注目している。

 このうよに、一般の方たちが勉強しているという中で、私たち八百屋も、本当に深く勉強しないと、どんどん淘汰されていってしまうのではないか、と危惧しました。八百屋塾をきっかけに、いろいろな分野に興味を向け、勉強をしていっていただけたら、まだまだ元気に残れるかな、と感じました。

 今日の「八百屋塾」は、きゅうり、アスパラ、メロンなどについて勉強していただきます。自分の舌で確かめて、目で見て、価格も聞いて……。ぜひ、商売に反映してもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

【八百屋塾2009 第2回】 実行委員長挨拶講演「きゅうり栽培の変遷と今後の方向」|勉強品目「きゅうり」「アスパラ」「メロン」|商品情報食べくらべ