■2016年12月18日
第9回 ねぎ・干し柿
 八百屋塾2016、第9回目のテーマは、「ねぎ」「干し柿」でした。
ねぎの展示
干し柿の展示
 
■実行委員長 西沢 好晴

 おはようございます。今日は、今年最後の八百屋塾です。

 人間は、カメレオンのように、季節ごとに変化していきます。気候や気持ちの面もあるかもしれませんが、ほとんどは食べるものによる変化です。冬には冬のものを食べることで、われわれは冬の色に変わります。カメレオンと違い見た目の色が変わるわけではないので、あまり自覚はないかもしれませんが、季節の色に変化することがとても大事で、それが健康につながっているのではないでしょうか。

実行委員長 西沢 好晴
 食べもののなかでも、野菜には一番旬があります。旬の野菜を食べることで、例えば、ウイルスを寄せつけず風邪をひかないかもしれません。

 今は、工場やハウス内で作られているものや、はるか遠くの海外から運ばれてくるものも多く、季節の色に変化できていないことがあります。冬にスイカを食べたいとは思わないはずです。本能があるからで、その季節のなかで生きているものを食べることで健康でいられるのだと思います。

 八百屋は人々の健康を作り出す仕事で、本当に八百屋になってよかった、と感じています。

 八百屋塾では、毎回、旬の野菜について勉強しています。ここでの勉強を、ぜひ日々の仕事に役立ててください。本日も一日、よろしくお願いします。

2016年度 第10回八百屋塾
2017年1月15
日(日)


講演:「だいこん
」について
講師:
平塚農業技術センター 生産技術部
北浦健生氏


テーマ野菜:だいこん


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【八百屋塾2016 第9回】 挨拶講演「ねぎの栽培と品質 〜茨城県のねぎ〜」|勉強品目「ねぎ」「干し柿」|食べくらべ