■2012年5月20日 第2回 〜 塾生より
 4月の八百屋塾のときに欠席した方が自己紹介をしました。
[大竹勉さん]

 4月の八百屋塾は用事があって休んでしまいましたが、そのとき、私どもの農園で作っているセロリをお送りして、食べていただきました。

 私は生産者という立場で参加しているので、個別に販売経路を開拓できれば、という思いがあります。

 八百屋さんに聞くと、セロリは売りにくい、売れない、と聞きます。なるべく売れるようなやり方がないか、工夫が必要だと思っています。

セロリのあと、今はトマト、その後はトウモロコシをやっていますので、今後ともよろしくお願いします。

大竹勉さん
 
[森信明さん]

 葛飾区の高砂で、兄と一緒に、地域密着型の八百屋をやっています。

 八百屋塾では、知識を深めたいのと、仕事をしている中で、地域の人たちともっと触れ合いたい、と思うことがあるので、スーパーとはまた違った考え方とか、店自体に何か活力を与えるコミュニケーションができれば、と考えています。今後、みなさんと交流ができたら、と思っていますので、よろしくお願いします。

森信明さん
 
[積田朋昌さん]

 千葉県の山武郡、大網白里町で農産物の直売所を運営しています。野菜に携わる仕事をして、5年目。まだ、経験も知識も未熟な状態なので、八百屋塾で知識を積み重ね、お店に生かせるようにしたい、と思っています。

 横の繋がりというか、情報が全くない状態なので、これから、八百屋塾で、経営に関することも学びたい。野菜の陳列の仕方、売り場やポップの作り方など、いかにして野菜を販売していくかを勉強していければ、と思っています。

積田朋昌さん
 
[福山沙織さん]

 今日は、母に、「野菜が食べられるから行きなさい」といわれて来てみたら、勉強会だったのでびっくりしています。野菜のことはまったくわからなくて、隣の方に、えんどうとグリーンピースの違いを教えてもらったぐらいです。

 八百屋さんになろう、と思っているわけではないのですが、いつも食べている野菜が、こんなに一生懸命作られているものなんだ、という情熱などが感じられて、すごくよかったと思います。これからもおいしい野菜を食べさせてもらえたら嬉しいです。メロンがいっぱい食べられて幸せでした。

福山沙織さん
 
[塩田勝良さん]

 築地の青果仲卸で働いていて、都内のレストランやホテルに野菜を納めています。八百屋塾で、足りない知識を補って、生産者さんの思いや、野菜の旬、違いなどを、料理人のみなさんに伝えたい。また、それが、きちんと料理人に伝わって、生産者さんのこだわりが価格として評価されるような流れができれば、と思っています。

塩田勝良さん
 
[田口成子さん]

 普段は、雑誌や講習会で、家庭料理を教えています。年に数回、生産者さんにお会いして、野菜がどれくらいの期間で作られるのかなども勉強しています。

 外食では、輸入野菜が多く使われおり、調味料をたくさん加えて、味つけを濃くしていることが多い。家庭では、野菜そのものの味がわかるような料理を作ってほしい、と思って八百屋塾に参加しています。自分自身が、野菜のおいしさがわからないと、人に伝えられない。野菜は健康にいいので、たくさん食べていただけるように、これからも何かしたい、と思っています。

田口成子さん
 
[市川純子さん]

 目黒線の西小山で、西澤と一緒に八百屋をしています。

 八百屋塾には、矢長さんがお店を出す前から来ているので、もうずいぶん長く通っています。矢長さんがお店を5年も続けて来られたことに感心しました。やはり、野菜や料理に対する思いが強いからなのでしょう。

 八百屋塾には毎回驚きがあり、今日は、京都の在来のキヌサヤに感激しました。なかなか食べられないものだと思います。何年来ていても、ここには驚きと感動があっていいと思います。

市川純子さん
 
 

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